モーグル女子。
トリノ*(上村+里谷+伊藤+畑中)
燃えましたね。
結果この順位ですが、ジャッジはスピード・ターン重視。
予選からジャッジの方向性ははっきりとさせてましたから、上村よりも里谷有利か?と考えてました。
エアーをまとめておけば、得点の50%を占めるターンと25%のスピードの方が得点が出るのは誰が見ても明らか。75%ですよ。
里谷は意識して突っ込んだのでしょうが残念です。
上村は売りのコークスクリューを成功させたが、スピードが約2秒遅く得点差は下記の通り、
順位 選手名 ターン エアー タイム 合計
金 ハイル 13.8 6.45 6.25 26.5
銀 トロー 13.4 6.18 6.07 25.65
銅 ラウラ 13.5 5.62 6.25 25.37
4 シェリン 12.9 5.59 6.25 24.74
5 上村 愛子 12.5 5.75 5.76 24.01
っておい!
何でエアー低すぎねえ?せめて6ポイント以上でしょう?
今回のジャッジはあのタイムではポイントが低いのは我慢する。
せめてエアーは6.25はつけろよなあ。
まあ、それでも5位なんだが。
...とみんな思ってると思いますが!
しかし!
モーグルっていうスポーツは、スピードとターンがメインのスポーツなのです。(得点配分を見ればそのまんまなんだけど...)
スキーをやったことのある人ならわかると思いますが、コブ斜面を滑ると言う事は、高度な技術が必要です。
ましてやスピードを殺しながら滑るのが普通なのに、モーグルでは、「いかに早く・美しく滑るか」ということに重きを置きその中のワンメイクとしてのエアーがあるのです。
美しいターンはスピードを殺さず、いいタイムが出る。いいタイムが出るっていうことは、ターンの得点が高いってことです。
ここに得点の75%があるわけですよ。
エアーがあるんでフリースタイルのスノーボードと混同したマスコミがエアーエアーと放送し続けた結果、里谷なんかやらなくていい「フロントフリップ(前宙返り)」なんかにプレッシャーを感じてあの順位ですよ。
日本のコーチ陣はマスコミにもっと内容を発表すべきだよ。
「こんなスポーツだからボードみたいな飛びゃーいいってものじゃねえんだ!」と。
マスコミはこの後上村擁護・里谷叩きをまた続けるつもりかと。
フジテレビは里谷をしっかり守れよな!仲間だろ!
とにかく
上村さん里谷さん伊藤さん畑中さん
本当にお疲れシタ。
畑中さんご勇退おめでとうございます。
後輩はあなたの背中を見て育ってますよ。